受講者インタビュー
北陸総合通信局 総務部総務課

2019年09月30日

本格的な解析ツールを学び理解を深めた

CYDER受講者に直撃インタビュー! 今回は、北陸総合通信局 総務部総務課 高宮正純様にインタビューをしました。 CYDER受講を検討されている方は、是非参考にしてください。

北陸総合通信局 総務部総務課
高宮正純様

CYDERのことはどうやって知りましたか?

去年の4月に北陸総合通信局の総務部総務課へ配属となり、局内の周知で初めて知りました。それまでは放送系のお仕事で、NICTがサイバーセキュリティの訓練をしているということは知りませんでした。

事前オンライン学習を体験していかがでしたか?

新しい言葉を知る良い機会になりました。実は昔からパソコンが大好きで、資格を取ったりしていました。しかし、業務がITから離れていた時期もあって、ネットワーク技術に関しても知っているつもりだったのですが、持っていた知識は古かったということを認識させられました。

演習の内容はいかがでしたか?

事前に予習していて、ルーターなども見る機会はありどういうものかはわかっていたのですが、サーバーに関してはそこまでの知識はなく、これを調査し体得するのは初めての経験でした。実機で体験して経験するということは必要だと改めて考えさせられました。

講師やチューターのサポートはいかがでしたか?

何をしたらいいかわからなくて思考が止まってしまったときに、横から「ここはわかりますか?」や「教えましょうか?」といった感じで声をかけてくれました。ちょうどいいペースでわかりやすくサポートしてもらい、とても助かりました。

演習で大変だと感じたところはありましたか?

ログの解析でしょうか。一般購入できるセキュリティソフトである程度はわかっていたつもりでした。不審なサイトに繋げちゃいけないことだとか、マルウェアという言葉の定義を予習していました。しかし、このCYDER演習で、本格的な解析ツールなどを教えてもらえたのが良かったです。おかげで何が問題になっているのかを、自分で調べることができるようになったと思います。

チームメンバーとの交流はいかがでしたか?

チームに上司が居たので、気を使いながらの演習で緊張しました(笑)。

受講前と受講後でセキュリティに対する意識は変わりましたか?

はい。サーバー保守関係などは本省が行っており、演習で身に付けた解析方法を職場で全て生かせるというわけではないですが、インシデントが発生した時の初動対応の動作スキルとしては、十分に身に付けられたと思っています。このことで意識も変わりました。

Aコースはどんな方にお勧めしたいですか?

同僚や部下ですかね。また県や各自治体の方々もそうですね、初動対応で何が必要かを学べるので広くお勧めしたいです。

最後に高宮さんのことを教えてください。

昔はこうだったと、最近はついつい親父言葉が出てしまいます。新しい言葉も理解しないとだめですね。冒頭にも言いましたが趣味はパソコンです。パソコンを触り始めて40年。NECのPC8001が売り出された頃、マイコンを作っては触っていました。リムネットという東京しかアクセスポイントが無かった時代にダイヤルアップ接続でインターネットをしていました。今は3歳の孫がいるのですが、スマホを触っているんですよね。自分たちの時代はダイヤルでした。自分の子供はボタン世代で、ダイヤルを見ても指で押していました。孫はスマホ世代なので、どんな画面も指でスライドしようとします(笑)。そんな孫と余暇を過ごす幸せ者です。